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【6年】上越歴史ツアー



 9月8日、6年2組は、社会科校外学習「上越歴史ツアー」に出掛けました。
 まず、古墳時代後期7世紀の宮口古墳群・水科古墳群と牧歴史民俗資料館を訪ねました。教科書で紹介されている古墳と比べると随分小さいですが、2つの古墳群だけでも60基以上の円墳が残っています。
「お墓の上に登ってバチがあたらないかなあ。」
と言いながらも、元気な子は古墳に登って記念撮影。
 資料館には、何本もの鉄剣や数々の玉類などの副葬品が展示されていて、「剣や玉は、鏡とともに権力者のあかしだね。」と確認し、太古に地方豪族がいたことを感じ取っていました。



 次に、上越妙高駅に隣接し、弥生時代後期頃の環濠集落が出土した釜蓋(かまぶた)遺跡に行きました。ここの資料館では、土を薄く切り取った実物の環濠、出土した土器や炭化米の展示物を見学しました。
 昼食の後には、まが玉作りを体験。石としては柔らかい滑石をやすりで削って、自分だけのペンダントを作ります。削った粉で手を真っ白にしながら黙々と削り続けること約1時間。何とか形にすることができました。これを首に提げてバスに乗り込んでいきました。



 最後の見学は、五智国分寺。聖武天皇の詔による創建当時はもっと南にあったようですが(釜蓋遺跡に向かう途中で通過)、上杉謙信がここに再建したと伝えられています。江戸時代に建てられたここのシンボル三重塔の前で記念撮影。間近で見ると、屋根を支える木組みや彫刻が美しく、十二支の彫刻を探して確かめてる子もいました。


2022年09月08日