先週は学校の中庭の田んぼでしたが、６月８日には、米山の麓、柿崎区水野の田んぼに酒米「越神楽」を植えました。
　水野に着くと、町内会長さんや柿崎区の集落づくり推進員さん、地元の若手農家さん、竹田酒造店の社員さんなど、たくさんの方々が迎えてくださいました。
　ほとんどの子供たちは、中庭の田んぼでの経験はありますが、本物の田んぼで田植えをした経験はありません。ぬかるむ土に足を取られながらも、みんなで植えることができました。

　この酒米作りは、地域作りをテーマにしている６年の総合的な学習の時間と、地元大潟区の酒造会社竹田酒造店の企画とのコラボレーションです。この田んぼも、水野で農業を営み、冬期間は竹田酒造店で酒造りに携わっている当校の元ＰＴＡ会長さんの所有です。地域の方々の大きな御協力をいただいて、私たちが学習できることに感謝しています。

　この米を使って日本酒を造ります。子供たちが２０歳になったらプレゼントされるという、地域の縁、人との縁で実現した夢のある企画です。子供たちはまだお酒は飲めないので、昔から酒造りが盛んで多くの杜氏が全国で活躍した頸北の酒造りの歴史やまちづくり、日本酒や酒粕を使った料理を学んでいく予定です。