今日の昼休み、地震対応避難訓練を実施しました。
「訓練、訓練、緊急地震速報が入りました。危険なものから離れなさい。教室にいる人は、机の下にもぐりなさい。」
「地震発生。しっかり頭を守りなさい。」
　昼休みなので、子供たちは学校のいたる所にいました。廊下にいた子は端に寄り、しゃがんで両手で頭を守りながら揺れが収まるのを待っていました。

「揺れが収まりました。体育館に避難します。避難開始。」
　子供たちは、続々と体育館に集まってきて、学級ごとに並びました。避難開始の指示から約４分後、全員の安全な避難が確認されました。
　その時、
「津波情報が入りました。３階に避難します。本部は、２棟３階配膳室前とします。これから指示する学年順に避難します。」
と指示があり、３階に二次避難することになりました。

　３階に教室がある学級はそこに戻りましたが、２年生は教室が２階なので、３階渡り廊下で待機することになりました。真剣な表情で静かに座っていました。
「津波が起きましたが、小さなものでした。訓練を終了します。」
　やっと緊張が解けました。

　避難訓練は、自分の命を守る訓練なので、１００点満点でなければなりません。少しでも減点されるようでは、命を失うことにつながります。
　災害はいつ、どこで起こるか分かりません。遭遇したときに、自分で判断し、命を守る行動ができる子供になってほしいと思います。