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わくわく、どきどき1年生(2)

お帰り編



 今日から13日(火)まで、1年生は給食を食べず、午前放課です。学校に来てから帰るまでの手順や動きを確認するだけでも、覚えることがたくさん。しかも、全部、自分でしなければなりません。
 いよいよ、帰る準備が始まりました。2組では、学級担任がお便りを配付していました。列の先頭の子に配付物を渡すとき、
学級担任は、「どうぞ。」
受け取る子は、「ありがとう。」と言って、自分の分を1枚取ってからさらに後ろの子へ。「どうぞ。」「ありがとう。」のリレーをしていきます。
 ランドセルに入れるのもてんやわんや。筆箱やお便りケース、連絡帳などなど。その上、今日は雨合羽もあります。ランドセルを落としたり、ひっくり返したり。



 当校では、天候にかかわらず、ランドセルに黄色いカバーをして登下校します。大きなランドセルにカバーを掛けるのも一苦労。上下逆さまにして、隣の子に手伝ってもらって直したり。やっと全員の支度ができました。
 みんなそろって、「さようなら。」
 でも、これで終わりではありません。



 今度は、1組と2組が一緒になって、帰る方向別に班編制をします。歩いて帰る方面も東西南北あり、路線バスも犀潟方面(緑バス)と柿崎方面(ピンクバス)の2路線、スクールバス(青バス)もあります。更に、児童クラブへ帰る子も日によって違ってきます。職員も子どもも混乱しないように、一人ずつ確認します。
 やっと、児童玄関から出てきました。そこには、各方面別に引率してくれる保護者の皆さんが待っていました。お母さんを見つけて、思わず駆け寄って抱きついている子もいました。
 みんな事故に遭わないように、降りるバス停や道を間違えないように、安全に帰ってくださいね。
「みんな、お疲れ様。さようなら。」
 子どもたちにとっては、初めてのことばかり。職員にとっては、大混乱の半日が終わりました。
 しばらく、このような日が続きます。


2021年04月09日