潟小トピックス__

チャレンジ学年:新堀川の学習をしました



 4年生は、社会科「郷土に伝わる願い」の学習で、大潟区に流れる「新堀川」の学習をしました。江戸時代の新田開発の際にも、大潟は水はけが悪く、水を抜くために作られた潟川だけでは不十分な状況でした。人々は、潟川の水つきを防ぐために「新堀川」を自分たちの手で作ったのです。しかし、大雨や台風が起きると、すぐに川の両岸が崩れたり、海からの砂で排水口がふさがってしまったり…。人々は何度も何度も工事を重ね、現在の新堀川を完成させたことを子どもたちは知りました。
 実際に新堀川の河口の暗渠排砂揚水機場に行き、ポンプで排水路に水を送って水の流れる量を調節したり、海に注ぐ河口部分を暗渠(地下を通す排水路)にして水を通したりしている仕組みを教えていただきました。子どもたちは、昔の人々が苦労しながらも自分たちの生活を守るために努力してきたことを学びました。






2020年01月31日 石澤 直子