【献立】ごはん　牛乳　いかの黄金揚げ　煮あえ　佐渡産もずくの小判汁

　今日は、「国民文化祭・にいがた2019」佐渡エリアを取り上げました。佐渡エリアのテーマは、「佐渡金銀山と公家・武家・町人文化」です。佐渡には金や銀などを産出する鉱山があり、「佐渡金銀山」とよんでいます。佐渡金銀山は、江戸時代には、日本最大の金銀山として幕府の財政を支えました。江戸時代から、操業が休止した平成元年の４００年間の間には、７８トンの金と、２３３０トンの銀を産出し、国内外の経済に大きな影響を与えました。現在、ユネスコ世界遺産の登録を目指しています。
　今日の『いかの黄金揚げ』と『佐渡産もずくの小判汁』は、佐渡金銀山にちなんだメニューです。いかの黄金揚げは、佐渡で漁獲量の多い「いか」に、カレー粉、ターメリック、にんにく、塩などで味を付けて、黄金色になるように揚げました。黄金色がきれいで、にんにくカレー塩の味でおいしかったです。お汁は、小判に見立てたかぼちゃの団子と佐渡産のもずくを入れました。副菜の『にあえ』は佐渡の郷土料理です。保存食である食材を利用し、砂糖は使わず、みりんで甘みを付けるのが特徴です。